Omeka S (Hugo) から GitHub Pages への静的サイト公開マニュアル

Omeka Sの「Static Site Export」モジュールから出力されたHugo用ソースコードをビルドし、GitHub PagesでWebサイトとして公開するまでの手順です。


前提条件

  • お手元のMacに Homebrew がインストールされていること。
  • GitHubアカウント を持っていること。

Step 1: MacにHugoをインストールする

Omeka Sから出力されたデータ(hugo.json や content フォルダなど)は、静的サイトジェネレーター「Hugo」の原材料です。これをHTMLに変換するため、MacにHugoをインストールします。

  1. ターミナルを開きます。
  2. 以下のコマンドを実行してHugoをインストールします。
    brew install hugo
    
  3. インストールが成功したか確認します。
    hugo version
    

Step 2: サイト設定(baseURL)の修正

GitHub Pagesでデザイン(CSSや画像)が崩れないようにするため、設定ファイルを書き換えます。

  1. フォルダの直下にある hugo.json をテキストエディタ(VS Codeやテキストエディットなど)で開きます。
  2. baseURL の項目を、将来公開されるGitHub PagesのURLに変更して保存します。
    "baseURL": "https://[あなたのGitHubユーザー名].github.io/[作成するリポジトリ名]/"
    

    (※ 最後のスラッシュ / を忘れないようにしてください)


Step 3: 静的HTMLの生成(ビルド)

  1. ターミナルで hugo.json があるフォルダ(例: sotojiro-shiryo-1790785443)に移動します。
    cd /path/to/sotojiro-shiryo-1790785443
    
  2. 以下のコマンドを実行してビルドします。
    hugo
    
  3. 成功すると、フォルダ内に新しく public というフォルダが自動生成されます。この中に index.html を含む公開用の全ファイルが書き出されます。

Step 4: GitHubでリポジトリを作成する

  1. GitHub にログインし、右上の「+」アイコン ➔ 「New repository」をクリックします。
  2. 以下の通り設定します。
    • Repository name: hugo.json で指定したリポジトリ名と同じもの
    • Public / Private: 必ず Public を選択(無料プランでPagesを使うため)
    • その他:初期化チェックボックスはすべて外したままでOK
  3. 「Create repository」をクリックします。

Step 5: ファイルのアップロード

  1. リポジトリ作成直後の画面にある「uploading an existing file」という青いリンクをクリックします。
  2. MacのFinderで、Step 3で生成された public フォルダを開きます。
  3. public フォルダの中身(index.html、assets、items などのフォルダ群)をすべて選択し、ブラウザの画面にドラッグ&ドロップします。
    • ⚠️ 注意: public フォルダ自体をドロップするのではなく、必ず「中身」を全選択して入れてください。
  4. 画面下部の「Commit changes」ボタンをクリックして保存します。

Step 6: GitHub Pagesの有効化

  1. リポジトリ画面上部の「⚙️ Settings(設定)」タブをクリックします。
  2. 左メニューから「Code and automation」➔「Pages」をクリックします。
  3. 「Build and deployment」の Branch 設定を、None から main(または master)に変更します。
  4. フォルダは /root のまま、右側の「Save」をクリックします。

Step 7: 公開確認

  1. 設定保存後、1〜2分待ってから「Pages」画面をリロードします。
  2. 画面上部に 「Your site is live at [URL]」 と表示されたら公開完了です。
  3. リンクをクリックし、サイトが正常に表示されるか(画像やデザインが崩れていないか)確認してください。