イギリスの使送便は、すごいぞ
[最近イギリスから来る文書には、DXとかLDXなんていう記号がレターヘッドがついていることが多い。なんのことだか調べてみたら、 “British Document Exchange” という仕組みがあるそうだ。
どういうものかというと、多数の(全てではない)法律事務所、会計事務所、銀行などの民間企業のほか、中央、地方の官庁が参加している文書交換システムで、郵便や宅配便の代わりにつかわれている。はやい話が、「使送便」の巨大ネットワークで、全国4つの交換センターを中心に、加入事業者間ならどこでも定額か低額で文書を送ることができるというすぐれもの。
日本の官庁にも「公文書交換センター」という似たようなシステムがあるが、当然民間が使うことはできない。しかも、国の機関と地方公共団体相互の文書交換は、(宛先機関との使送便をもっている機関を中継するよう指定すればできなくもないが)交換センター経由では、ほぼ不可能。各地方には、例えば都庁と市区町村間といった使送便のネットワークがあるのだが(町村にいたっては、町内会との使送便を持っていることすらある。)、他のネットワークと相互に中継させることは、仕組みとして用意されていない。
その点、イギリスのDXの場合は、各地域のDXが相互に結束されているので、郵便番号に相当する交換所の番号を宛先に書いておけば、差し出しのほぼ翌日には配達される。すごい!
郵便法の問題があるのだろうが、日本の使送便も、もうちょっと使いやすくならないものだろうか。(日本郵政に影響が及ばないように、この程度でよいという考えもあるだろうが。)
すくなくても、全国で統一した交換番号をつけたら、すごく便利になると思うのだが。(電子文書には全国的な交換システムがあるから、あまり不便は感じないのだろうか。)